循環型社会への取り組み

しいたけの菌床の原料から栽培過程、廃棄に至るまでエコを考えた仕組み作りに取り組んでいます。

再生資源利用率100%を目指して

ペレットボイラー

温風発生機はペレットボイラーを導入
しいたけの発生・成長させるための温風を発生させるための「ペレットボイラー」を導入しています。
木質系ペレット燃料は固形燃料でありながら、石油系燃料と同等に使用でき、経済性・公害問題ではるかに石油系燃料より優れています。木質系ペレット燃料は「地球温暖化対策」・「森林資源の有効活用」・「循環型資源」等の面で注目されています。

温風発生器の写真

木質ペレット

バイオマス燃料(木質ペレット)を使用
ペレットボイラーに使う木質ペレットは建築廃材を使用し、木質ペレットそのものもCO2の削減(カーボンリサイクル)に貢献しています。

木質ペレットの写真

包装資材

多量に発生する包装資材は古紙業者で再利用
ダンボールや木質ペレットなどが入っていた袋は古紙業者に回収してもらい、再利用しています。

包装資材

切断した茎・規格外品

茎や出荷できないものを飼料に
出荷出来ない椎茸及び収穫で切断した茎については畜産農家と契約し牛の飼料として利用しています。

切断した茎や規格外品の写真

廃菌床

使用済みの廃菌床を堆肥に
使用済みの廃菌床は堆肥会社と契約し牛糞とまぜて堆肥作成。
現在試験中ですが、廃菌床をペレットにして温風発生器の燃料として循環利用しています。

廃菌床の写真

カーボンフットプリントでCO2の発生量を明確に

「カーボンフットプリント」とは「CO2の足跡」のことです。商品を生産・加工する時に発生するCO2の量を測定し、見えないCO2を見えるようにします。
消費者が商品を選ぶときに「価格」や「味」のほかに「環境」という指標が加わります。